介護の仕事をするなかで役立つ資格はたくさんあり、グループホームで認知症ケアの仕事をする上でも役に立つ資格があります。
介護経験が無くても取れる資格には「認知症介助士」「認知症ケア准専門士」「認知症ライフパートナー」「認知症ケア指導管理士(初級)」があります。
これらの資格を取ることで認知症への理解を深め、認知症に適切に対応し、介護する家族のケアなどにも幅広く役立てることが出来ます。
「認知症ライフパートナー」は1級から3級までのレベルがあり、2級を持っていると介護の現場では即戦力になります。
さらに実務経験が必要になる資格には、「上級認知症ケア指導管理士」「認知症ケア専門士」「認知症ケア上級専門士」があります。認知症ケアの専門的知識や、ケアをするための技術を身につけて、介護施設のリーダーになったり、他のスタッフの教育担当など、認知症ケアをする人をサポートするための資格です。
他には認知症介護の現場でより実践的に活かしていける、国が推奨している3つの研修「認知症介護基礎研修」「認知症介護実践者研修」「認知症介護実践リーダー研修」があります。
この研修は、事業所に在籍のある人のみが受講出来る研修です。
認知症ケアに関する資格は、実務経験を積んで、将来のリーダーを目指すことも出来る将来性のある資格です。また、事業所在籍者のみしか受講できない物もあり、認知症介護の仕事をするにあたってキャリアアップを目指したり、やりがいを得られます。
資格取得によって介護士は認知症ケアの理解が深まるというメリットを得られ、グループホームでの仕事にも飛び込みやすくなるでしょう。